隻狼をやってたらなんか知らない間に3月が終わってたカエルです。
MTGのスタンダード用ストラクの決定版「チャレンジャーデッキ」が今年も発売されるので、再び紹介記事を書きました。
いや〜、1年経つの早いんだか遅いんだか。
この記事では、そもそものMTGやチャレンジャーデッキについての概要、なぜオススメなのかなどを書いていきたいと思います。
本文の前に一言。
とにかく4/12(金)発売のチャレンジャーデッキを買え!!
注意!この記事はタイトルの通り、4/12(金)発売の「連帯する突撃」「稲妻の猛攻」「死に到る発見」「秘儀の手数」の記事です。11/8(金)発売の「大地覚醒」「詠唱乱舞」についてはコチラ!
「去年のチャレンジャーデッキどんなのだったっけ」と思い出に浸りたい方はコチラ
MTGってどんなゲーム?
まずは世界初のTCGと呼ばれているMTGこと「マジック:ザ・ギャザリング」の特徴についてです。
このカードゲームは、1ターンに1度戦場に出せる「土地・カード」から生み出されるマナを様々なカードや能力のコストに利用し、20点ある相手のライフを0にしたり、60枚ある相手のライブラリー(デッキ)を0枚にしたりして勝敗を決めるゲームです。
加えて、MTGには相手のターンでも使えるカードや能力が多数存在しているため、妨害を意識した駆け引き性の高い勝負を楽しむことが可能です。
早い話がデュエルマスターズに代表されるマナ・システムを少しタイトにしつつ、遊戯王のように相手ターンでの妨害も積極的にできるようにしたカードゲームなのです。というかMTGの諸要素の内一部を抽出した上で独自要素を加えたものが後発のカードゲームって感じですね。
チャレンジャーデッキって何?
続いて「チャレンジャーデッキ」という商品についてです。
このシリーズは、買ってすぐにショップ大会に参加し、対戦を十分に楽しめることをコンセプトに設計されており、そのために、実際のトーナメントで活躍する様々なデッキや戦術を研究し、それを極力再現できるようなレシピになっています。また、マッチ戦でも戦えるように入れ替え用のサイドボード(サイドデッキ)も用意されています。
これらの特徴によって、十分なカードパワーと実績ある戦術、買ってすぐ戦える手軽さが実現されているので、「どんなデッキやカードが強いのかわからない」「一からカードを集めるのが大変」といったニーズに確実に応えることができるのです。
ただし、チャレンジャーデッキには1つ大きな弱点があります。それは基本的に半年ほどしか使えないということです。
チャレンジャーデッキの対象であるMTGのスタンダードというフォーマットには、通称「スタン落ち」と呼ばれるローテーション制度が存在します。1年に1度、10月頃の新パック発売と同時に古い方から4つのパックが使用不可能になるという制度です。コレによって、スタンダードで使えるパックは直近の5~8種類と常に変動しています。
重要なことなのでもう少し詳しくローテーションについて説明しましょう。4月時点でスタンダードで使用可能なパックは「イクサラン」「イクサランの相克」「ドミナリア」「基本セット2019」「ラヴニカのギルド」「ラヴニカの献身」の6種類です。加えて「灯争大戦」が5/3(金)、「基本セット2020(仮)」が8月頃にそれぞれ発売予定です。ここまでで全8種類。その更にあと、まだ見ぬ9種類目のパックが発売されたその日(2019年10月頃)に、古いパックである「イクサラン」から「基本セット2019」までの4種類が使用不可能になり、スタンダードで使用可能なパックは5種類に減るというサイクルになっているのです。
そして、チャレンジャーデッキに採用されているカードの大部分はスタン落ちが近い「イクサラン」から「基本セット2019」までのものになっているため、約半年後にはデッキの大部分が使用不可能になってしまいます。「折角買ったカードなのにショップ大会で使えない!」なんて悲劇は避けたいですから、この点は本当に気を付けてください。
繰り返しになりますが、それでもMTGに初めて触れるときの叩き台としてかなり優秀ですし、また、モダンなどのローテーションが存在しないフォーマットでも戦えるパワーのカードも収録されているので、
とにかく4/12(金)発売のチャレンジャーデッキを買え!!!
『チャレンジャーデッキ2019』|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
各デッキについて
続いてチャレンジャーデッキとして今回発売される4つのデッキについて、簡単な紹介と改造の提案をしていきたいと思います。先程から執拗に貼っているチャレンジャーデッキの公式記事にも同様の項目に関してプロの視点からのコメントが書かれているので、「素人の意見なんざアテにならんわ!」と思う方はそちらをドーゾ。
連帯する突撃(白単ウィニー)
【連帯する突撃】 | |||
商品名 | |||
連帯する突撃 | |||
不屈の護衛 | |||
癒し手の鷹 | |||
レオニンの先兵 | |||
空渡りの野心家 | |||
追われる証人 | |||
アダントの先兵 | |||
アジャニの群れ仲間 | |||
ベナリアの軍司令 | |||
軍団の上陸 | |||
征服者の誇り | |||
ベナリア史 | |||
議事会の裁き | |||
平地 | |||
サイドボード | |||
善意の騎士 | |||
トカートリの儀仗兵 | |||
悔恨する僧侶 | |||
防御牝馬 | |||
不可解な終焉 | |||
抗戦 | |||
議事会の裁き |
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「連帯する突撃」はいわゆるウィニーと呼ばれるタイプのデッキです。軽量のクリーチャーを次々展開して相手のライフをつつき、全体強化などによって総パワー(攻撃力)を爆発的に上げて物量で一気に押し込むという戦い方をします。
とにかく毎ターンテンポ良くクリーチャーを出し、相手がマトモに動き始める前に倒し切る非常にスピーディーなデッキです。ただし、素の打点がそこまで高くないため、あまりもたつくと相手のパワフルなクリーチャーに阻まれてなかなか攻撃を通せなくなってしまいます。また、全体除去の直撃を受けてしまうと中々立て直しが効かないのにも注意しなければなりません。
注目カード
「ベナリアの軍司令」は自軍クリーチャーのパワーとタフネス(体力)を1ずつ上げてくれます。普通こういった全体強化能力持ちのクリーチャーはその範囲を部族(種族)で縛ってくるのですが、このカードにはそれがないため、とにかく並べれば並べるほど効果を発揮してくれます。もちろん重ね掛けも可能なので、できるだけたくさん出して維持したいところです。
英雄譚カードは、使うと一定期間戦場に残り、ターン毎に様々な効果をもたらしてくれます。「ベナリア史」の場合は1ターン目と2ターン目に騎士・トークンを展開し、3ターン目にそれらトークンを含めた騎士にバフをかけてくれます。
単純に1枚のカードで2体分のクリーチャーとして使えるのでオトクですが、生成されるトークンが持つ「警戒」能力も中々強力です。
MTGは基本的にどんなクリーチャーも攻撃とブロックに参加できますが、攻撃したクリーチャーは次の自分のターンが来るまでブロックに参加できなくなってしまいます。殴るか守るかどちらか一方しか選べないワケです。しかし、警戒持ちはそのデメリットを無視することができます。殴った上で守ることもできる欲張りな能力なのです。
更に騎士へのバフを受けられるのはベナリア史で生成したトークンに限りません。例えば先程紹介したばかりのベナリアの軍司令も騎士なので、その恩恵を受けることができるのです。
チャレンジャーデッキには2枚しか入っていませんが、どうにかして4枚揃えたいところ。
「軍団の上陸」は両面カードというちょっと変わったカードです。
両面カードとは、ある条件を達成したときに裏面にひっくり返り、全く違う性質に変化するカードのことです。軍団の上陸の場合は、3体以上のクリーチャーで攻撃したときに強制的に裏面の「一番砦、アダント」に変身します。
さて、まずは表面の紹介から。エンチャントとは、使うと戦場に残り一定の効果を発揮するカードのことです。今回の場合はP/T(パワー/タフネス)が1/1で「絆魂」を持つトークンを生成します。絆魂持ちはダメージを与えると与えたダメージ分だけプレイヤーを回復させる能力を持っています。コイツの攻撃が通れば相手は1点ダメージ、自分は1点回復するのです。このトークンを生成する能力により、基本的には1マナ1/1絆魂のクリーチャーとして運用することになります。
そして裏面。コチラがメインとなります。通常、土地は対応するマナを出す以外の能力を持ちませんが、一番砦、アダントは変身の一手間がかかる分もう1つ能力がオマケされます。なんと、3マナ支払えばいつでもトークンが出せてしまうのです。この能力により、仮に全体除去の直撃を受けてしまっても、手札が0枚だとしても、毎ターンチマチマクリーチャーを再展開することが可能なのです。コレは心強い。
コチラもチャレンジャーデッキには2枚しか入っていませんが、4枚揃えたいカードです。
追加候補
追加で採用したいカードはたくさんありますが、個人的に楽しそうだと思っているのがこの「不敗の陣形」です。
インスタントとは相手ターンでも使える使い捨ての魔法カードのことです。コレを相手の全体除去に合わせて使えば、「破壊不能」という文字通りの能力によってクリーチャー達を破滅から守ることができるのです。
しかし、一番決めたいのは附則能力。相手ターンでも使えるところをあえて自分のターンに使うことで強力な追加効果が得られます。ここで出てくる「+1/+1カウンター」とは、乗っているクリーチャーのP/T(パワー/タフネス)を永続的に1ずつ上げるカウンターのことです。つまり、不敗の陣形の場合は、全体強化を乗せて一気に殴れる上にそいつらは破壊されず、更に相手ターンの攻撃から身を守ることもできてしまうのです。無法か?
稲妻の猛攻(赤単アグロ)
【稲妻の猛攻】 | |||
商品名 | |||
稲妻の猛攻 | |||
狂信的扇動者 | |||
ギトゥの溶岩走り | |||
遁走する蒸気族 | |||
ヴィーアシーノの紅蓮術師 | |||
ゴブリンの鎖回し | |||
再燃するフェニックス | |||
ショック | |||
苦悩火 | |||
稲妻の一撃 | |||
溶岩コイル | |||
魔術師の稲妻 | |||
実験の狂乱 | |||
山 | |||
サイドボード | |||
金剛牝馬 | |||
稲妻牝馬 | |||
火による戦い | |||
焦熱の連続砲撃 |
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「稲妻の猛攻」はいわゆるアグロというタイプのデッキです。ウィニーほど横並びは意識しませんが、軽量クリーチャーで速攻を仕掛けるという点は共通しています。攻撃以外の手段で相手のライフを直接狙えるカードが多いのも特徴で、そういう意味ではバーンの要素もかなり大きいです。
デカい壁で止まる、全体除去からの立て直しが難しいなど、コチラもウィニーと似たような弱点を持っていますが、クリーチャーに頼らなくてもある程度のダメージが期待できるため、多少ならそのまま顔面を焼いて押し切ってしまえます。その代わり、ライフ回復などに対してはウィニーよりも弱い傾向にあります。
注目カード
全体的に小粒なクリーチャーが多めなこのデッキの中で、4/4という中量級のサイズまで成長できる可能性を秘めているのがこの「遁走する蒸気族」。
MTGでは呪文という言葉に対する一般的なイメージに反してクリーチャーもその範囲に入るので、「赤の呪文を唱える」という条件はむしろ達成しない方が難しいくらいです。また、+1/+1カウンターをコストにマナを生成できるのも見逃せません。最大パワーで殴って虫の息にした相手プレイヤーにダメ押しのバーンカードを押し込むなんて芸当ができてしまいます。しかもそのバーンでも再びカウンターが乗るという正に無限ループ!
このデッキの貴重なアドバンテージエンジンである「実験の狂乱」も中々スゴイヤツです。
自分の手札が使えなくなるというデメリットが目を引きますが、それ以上に強力なのがライブラリートップをそのまま使える能力。使えるカードが捲れ続ける限りはその分ドローしているも同然!そして遁走する蒸気族とのコンボもヤバイ!蒸気族でマナを生み出し、そのマナでライブラリートップのカードを使い、カウンターが溜まった蒸気族から再びマナを出し……といった感じで引きが良ければ延々と坊主めくりができてしまうのです。ゲームこわれる。
いざというときは自壊させれば手札のカードを使えるのもポイント。
「苦悩火」のようなマナ・コストにXが含まれているカードはXに好きな数を代入してその分のコストを払うことで使えます。要するに、苦悩火はマナを多く払えば払うほど1発を重くできるバーンカードなのです。しかも5点から先なら打ち消し(無効化)されないオマケ付き!ダメ押しにピッタリです。
追加候補
実験の狂乱と競合しますが、「舞台照らし」もアドバンテージ源として優秀です。
ごちゃごちゃ書いてありますが、このカードは、ライブラリートップ2枚を一時的に使用可能にする、つまり使用期限付きの2ドローを行うカードです。赤はドローがそれほど得意ではないので、こうして純粋にカードアドバンテージを得られるのは貴重です。相手にダメージを与えられていれば「絢爛」能力によってコストが軽くなるのも魅力。
ちなみに、分かりにくいですが「次の、あなたのターンの終了時」ではなく「次のあなたのターンの、終了時」なので、追放したカードは1ターンではなく2ターンの間キープすることができます。
死に到る発見(黒緑ミッドレンジ)
【MTG レシピ】 | |||
商品名 | |||
死に到る発見 | |||
ラノワールのエルフ | |||
探求者の従者 | |||
マーフォークの枝渡り | |||
野茂み歩き | |||
疫病造り師 | |||
翡翠光のレインジャー | |||
管区の案内人 | |||
貪欲なチュパカブラ | |||
ゴルガリの拾売人 | |||
喪心 | |||
採取 / 最終 | |||
最古再誕 | |||
秘宝探究者、ヴラスカ | |||
沼 | |||
森 | |||
愚蒙の記念像 | |||
ゴルガリのギルド門 | |||
森林の墓地 | |||
草むした墓 | |||
サイドボード | |||
クロールの銛撃ち | |||
再利用の賢者 | |||
強迫 | |||
アルゲールの断血 | |||
黄金の死 | |||
殺害 |
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先に紹介したデッキは両方とも速攻デッキでしたが、「死に到る発見」は良質なクリーチャーと除去で堅実に戦うミッドレンジと呼ばれるデッキです。初速こそそれほどないものの、中盤以降からじわじわとアドバンテージを取っていき、確実に相手を仕留める戦術で戦います。戦場を巡る駆け引きを楽しみやすい王道的なデッキだと言えるでしょう。
あらゆる局面に対応できますが、反面器用貧乏でもあり、特化型の構築には対応しきれないこともあります。
注目カード
通常マナは土地から出し、その土地は1ターンに1枚しか出せないため、1ターン目は1マナ、2ターン目は2マナといった具合に少しずつマナを伸ばしていくしかありませんが、「ラノワールのエルフ」がいれば話は違います。このカードはクリーチャーなのにマナを出せ、その上自身は1マナと低コストなため、緑のデッキにはマナ加速のためによく採用されています。1ターン目に出せれば2ターン目には3マナ出せてしまいますからね。この1マナの差は無視できません。
また、その強力さからよく除去の標的にされますが、本命を通すための避雷針と考えれば除去されてしまってもそこまで痛くありません。
ラノワールのエルフから続けて出したいカードの1つが「翡翠光のレインジャー」です。
このカードは「探検」能力によってライブラリートップを最大2枚まで掘り進め、不要なカードを弾くことによって事故率を下げてくれます。しかも最大で+1/+1カウンターが2つ乗るため、運次第ではパワー4という大きさにまで成長させられます。場面によっては強力なクリーチャーを泣く泣く墓地に送らなければならないこともあるかもしれませんが、このあと紹介するカードでその弱点もカバーできます。加えて、探検を行う度に成長する「野茂み歩き」とシナジーがあるのも重要です。
「最古再誕」もベナリア史と同じ英雄譚・カードです。5マナというそこそこの重さがありますが、除去、ハンデス、蘇生とMTGの黒の得意技を3つも使えます。
言わずもがな一番強力なのは3ターン目の蘇生能力で、相手に除去されてしまったカードはもちろん、1ターン目の除去や2ターン目のハンデスで相手の墓地に落ちたカード、探検で泣く泣く捨てざるを得なかったカードなどなんでも使い回すことができます。ガッツリアドを取って相手を泣かしてしまいましょう。
追加候補
「殺戮の暴君」は多くの緑系デッキに採用されている殺戮兵器です。
打ち消しへの耐性によって確実に着地させられるのはもちろん、ブロックされても余剰分のパワーを貫通ダメージとして与えられる「トランプル」能力、相手のカードの対象に取られない「呪禁」能力で対戦相手に確実にダメージを与えていくことができます。
秘儀の手数(青赤ミッドレンジ)
【秘儀の手数】 | |||
商品名 | |||
秘儀の手数 | |||
ゴブリンの電術師 | |||
つぶやく神秘家 | |||
弧光のフェニックス | |||
弾けるドレイク | |||
パルン、ニヴ=ミゼット | |||
選択 | |||
潜水 | |||
ショック | |||
航路の作成 | |||
急進思想 | |||
一瞬 | |||
溶岩コイル | |||
標の稲妻 | |||
ミラーリ予想 | |||
島 | |||
山 | |||
イゼットのギルド門 | |||
硫黄の滝 | |||
サイドボード | |||
シヴの火 | |||
幻惑の旋律 | |||
否認 | |||
軽蔑的な一撃 | |||
焦熱の連続砲撃 | |||
標の稲妻 | |||
ミラーリ予想 |
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「秘儀の手数」はコンボ要素の強いミッドレンジデッキです。序盤は除去で耐え凌ぎ、中盤以降は使い捨ての魔法カードであるインスタントやソーサリーを連打することで様々なシナジーを活用して一気に大ダメージを与えていきます。
また、他のチャレンジャーデッキにない長所として、デッキのキーカードの多くが「ラヴニカのギルド」産のため、多少の改修は必要なものの、10月以降も継続して使い続けることが可能です。
妨害手段も除去手段も豊富ですが、除去担当のバーンカードの性質上、高タフネスのクリーチャーには耐えられてしまうという弱点があります。
注目カード
「弧光のフェニックス」はチャレンジャーデッキ全体で見ても目玉のカードです。下世話な話ですがデッキの定価が税込3780円なのにシングル価格が3000円前後ですからね。
そしてそれだけの値段がつけられてるだけあって、能力も強力です。なんと、自分のターンにインスタントやソーサリーを3回使っていると不死鳥らしく墓地から復活してくれます!
1枚しか入っていませんが、スタンダード以外にも様々なフォーマットで活躍するスーパーカードなので、どうせ使うなら4枚揃えたいところです。
「弾けるドレイク」はこのデッキのメインアタッカーです。
墓地や追放領域(除外ゾーン)にあるインスタントやソーサリーの数だけパワーが上がるので、適当に除去やドローを連打しているだけで凄まじいパワーに成長してくれます。着地時の1ドローもアドバンテージを回復できるので便利。
そしてフィニッシャーを務めるのは「パルン、ニヴ=ミゼット」です。
打ち消し耐性によって確実に戦場に着地させられる上にインスタントやソーサリーの使用に1ドローと1点バーンのオマケが付いてしまう豪快さ。出した返しのターンに対処されなければほぼ勝ちと言っていいでしょう。
相手がインスタントやソーサリーを使用してもドローとバーンができるのも見落とされがちですが超強力です。
追加候補
このデッキは、採用するカードを調整することでフェニックスを蘇生しまくるコンボ、ドレイクで殴りまくるビートダウン、除去と妨害で耐えつつミゼットで逆襲するコントロールと様々な戦い方ができますが、今回はビートダウンで使えるもう1種類のドレイクを紹介します。
「奇怪なドレイク」はまるで弾けるドレイクを一回り小さくしたようなクリーチャーで、コストが1マナ軽い代わりに、パワーの参照先が墓地だけになり、1ドローが削除されています。それでも高パワーに成長しうる能力は魅力的。弾けるドレイク同様4積みしてガンガン顔面をしばいていきたいところです。
最後に
とにかく4/12(金)発売のチャレンジャーデッキを買え!!!!
追記:大人気の商品のため、多くの店で既に予約が終了していることが予想されます。興味のある方は見つけ次第すぐに確保することをオススメします。地元のおもちゃ屋などは穴場なので、入荷するか確認するのも手かもしれません。