ちゃっちゃちゃ~っす。やっぱりMTG中心の広報カエルで~す。
先日10/5(金)にMTG最新弾「ラヴニカのギルド」が発売されました。ヨーロッパの都市国家のような世界「ラヴニカ」で活動する10のギルド、その内の5つである諜報活動を生業とする「ディミーア家」(青黒担当)、死骸や廃棄物の再利用を行う「ゴルガリ団」(黒緑担当)、協調を求める「セレズニア議事会」(緑白担当)、正義の武装集団「ボロス軍」(白赤担当)、発明家兼インフラ整備の「イゼット団」(赤青担当)をフィーチャーしているのがこのエキスパンションです。
ギルドを選ぶその前に
有名な話なので知っている人も多いと思いますが、MTGのスタンダードというフォーマットには発売から一定期間経ったエキスパンションが使えなくなるローテーション制度(いわゆるスタン落ち)が存在します。
実は今回このラヴニカのギルドの発売と同時にスタン落ちが行われています。スタン落ちによって使用不可になったのは「カラデシュ」「霊気紛争」「アモンケット」「破滅の刻」の4エキスパンション。
2018年10月5日(金)以降で使用可能なのは、「イクサラン」「イクサランの相克」「ドミナリア」「基本セット2019」「ラヴニカのギルド」の5エキスパンションです。
モダンなどの別のフォーマットならスタン落ちしたカードも使えますが、そっちはそっちでぶっちゃけ修羅の国(カードプールが一気に10年単位で広がる)なので大人しく今現在スタンダードで使えるものを買いましょう。特にラヴニカのギルドは最新弾のためにこれから約2年使える上にカードパワーも高めなのでオススメです。
ラヴニカのギルド
冒頭で説明したようにラヴニカには全部で10のギルドがあり、今回はその内の5つがエキスパンションのテーマとなっています。それぞれのギルド毎に特徴的な戦略や能力が設定されているので、どれか1つは興味が湧いてくるのではないでしょうか。もちろんギルドを無視して単色や別の組み合わせの2色、果ては3色でもデッキは組めますけどね。
ディミーア家
策略や陰謀の色である青黒のディミーア家。
戦略としては除去と妨害によって盤面をコントロールするのが基本です。攻め手のクリーチャーは小粒な代わりに相手のブロックを回避しやすいタイプか重い代わりにアドを取れるタイプの両極端といったところ。
ギルド固有の能力は諜報。デッキの上から数枚のカードを確認し、不要ならば墓地に送り、必要ならば好きな順番で戻せる能力です。デッキという情報の塊にアクセスし、その選別を行っているワケですね。
ゴルガリ団
破壊と再生の色である黒緑のゴルガリ団。
優秀な除去と火力のあるクリーチャーでグッドスタッフ気味に攻めていきます。序盤から終盤まで隙が少ないですが、息切れには注意。
ギルド固有の能力は宿根。自分の墓地のクリーチャーの数に応じた様々な能力が中盤以降のカード性能を底上げします。仲間の屍から得た力で逆襲だ!
セレズニア議事会
調和と平等の色である緑白のセレズニア議事会。
ワラワラとクリーチャーだのトークンだのを並べて戦線維持しつつ、全体強化をかけることによって合計パワーを爆発的に上昇させて押し潰すのが基本です。
ギルド固有の能力は召集。召集が付いている呪文は自分の場のクリーチャーをコストとして利用することができます。通常のマナ源である土地に加えて、最低でも1ターンに1体はクリーチャーを出せるハズなので、ある意味では2倍近いスピードでマナを並べていることに。
ボロス軍
道徳と盲信の色である白赤のボロス軍。
いわゆるアグロに分類される超速攻で一気に轢き殺していくラヴニカ最速のギルドです。戦場に出たターンに攻撃できる速攻やバーンによってガンガンライフを詰めていきます。
ギルド固有の能力は教導。一緒に攻撃に参加したクリーチャーの中で自分よりもパワーが低いものを永続的に強化します。戦いの中で成長している……!?
イゼット団
奔放と発展の色である赤青のイゼット団。
除去と妨害でコントロールしつつ、軽量あるいは重量の両極端なクリーチャーのいずれかで攻めていくのはディミーア家と同じですが、呪文を唱える度にパワーが上がったりコピーを生成したりとコンボ性が高めになっています。
ギルド固有の能力は再活。手札1枚を捨てることで1度使ったインスタントやソーサリーを再利用できます。実験は反復によってデータの精度を上げるのが基本!サイ!カツ!サイ!カツ!
最後に
冒頭でも触れましたが、MTGはスタン落ちをしたばかりなので、環境の激変期にあります。一時的とはいえカードプールも狭くなっていますし、興味のある方は是非ラヴニカのギルドから始めてみましょう!
ラヴニカのギルドの他のカードが気になる方は以下のリンクをチェック!
Guilds of Ravnica | マジック:ザ・ギャザリング