ドーモ、後輩に手作りスターターを渡したもののそのあと全然対戦できてない上に気付けば基本セット2020発売目前になってるカエルです。流石に怠惰すぎる。
というワケで今回もチャレンジャーデッキの1つ、【連帯する突撃】のスタンダード向け改修案を紹介していきます。執筆時期の都合上、基本セット2020の内容が反映されていませんが、その点はご了承ください。少しでも役に立てれば良いなあ。
【白単アグロ】や【白単ウィニー】と呼ばれるタイプのこのデッキ。小粒なクリーチャーを横に並べつつ全体強化で袋叩きにしていきます。特別難しいことを考えなくてもいいので何事も暴力で解決するのが好きな人にオススメです。(【秘儀の手数】と違ってまだまだ店頭在庫あるし……。)
2019年度版チャレンジャーデッキの概要や前回のチャレンジャーデッキの改修に関しては下の記事をドーゾ。
とにかく4/12(金)発売の2019年度版チャレンジャーデッキを買え! - 日本大学法学部TCG研究会
チャレンジャーデッキ改修!【秘儀の手数】 - 日本大学法学部TCG研究会
スタン落ちにはご用心
もうブログ内のありとあらゆる記事で言及しているので耳にタコができている人もいるかもしれませんが、非常に重要なことなので何度でも書きます。
MTGのスタンダードというフォーマットには俗に「スタン落ち」と呼ばれるローテーション制度があり、毎年秋頃に古い方から4種のエキスパンション(パック)のカードが使用不能になります。
当然今年もスタン落ちが予定されており、今年の10/4(金)に「イクサラン」「イクサランの相克」「ドミナリア」「基本セット2019」が使用不能になります。逆にスタン落ちが遠く、来年の秋頃に予定されているのは「ラヴニカのギルド」「ラヴニカの献身」「灯争大戦」と7/12(金)発売予定の「基本セット2020」です。
そして、悲しいことに【連帯する突撃】はデッキの核となるカードが「イクサラン」「イクサランの相克」「ドミナリア」のカードなのです。「ラヴニカのギルド」以降のカードも収録されているため、デッキの全てが半年で使えなくなるワケではありませんが、近い将来に大幅な改修が必要となるのは避けられないことに注意してください。
相性の良いカード色々
デッキ紹介の前に【連帯する突撃】に未収録のカードから特に採用したい物をピックアップです。
黒き剣のギデオン
最新弾「灯争大戦」からエントリー!無敵の肉体と味方の強化で戦線をゴリ押す最強戦士、伝説巨神ギデオンです。
特筆すべきはもう何と言ってもクリーチャーとしての性能の高さ!自分のターンの間だけですが、ギデオンはダメージを完全に無効化*1し、効果によっても破壊されない無敵のアタッカーとして戦闘を優位にしてくれます。
加えて、1ターンに1度だけ使える忠誠度能力によって、攻撃してもタップしない警戒*2、ダメージを与えた分プレイヤーを回復する絆魂、文字通り破壊されない破壊不能のどれかを他のクリーチャーに付与し、ゴリ押し力を更に高めてくれます。無法か?
暴君への敵対者、アジャニ
クリーチャー強化がお好みならアジャにゃんもオススメ。
自分のクリーチャー2体のパワー(攻撃力)/タフネス(体力)を+1/+1カウンターを乗せることで永続的に1ずつ上げるという動きが毎ターンできちゃいます。
また、-2の能力で軽量クリーチャーを蘇生できちゃうのも魅力。ビートダウン偏重デッキの弱点をフォローし、圧倒的ボードアドバンテージで差を付けてくれます。
敬慕されるロクソドン
アジャにゃんよりも強力に味方をバフするならこの象さん。
召集という土地の代わりにクリーチャーをタップすることでマナ源にできる能力により、見た目より軽く唱えることができます。しかも召集に使ったクリーチャーはカウンターにより強化されるオマケ付き!というかこっちがメイン!
タップによるテンポロスが気にならないワケではないですが、それを補って余りある強化性能は必見です。
短角獣の歩哨
序盤は壁として、中盤以降はアタッカーとして働いてくれる便利な恐竜さんだドン!
自分の場にカードが10枚以上あると3/3のかなり強力なクリーチャーになるザウルス!しかも一度条件を達成すればバフが持続するので、多少の除去耐性もあるドン!
法ルーンの執行官
相手の大型クリーチャーを足止めするならコイツ。
マナ・コストが2以上という条件はほとんどのアタッカーが該当するので、とりあえず1体立てておけば一安心です。加えて、タップ状態のクリーチャーはブロックに参加できないので、この能力で厄介な相手の壁を一時的にどかすこともできます。一見地味ですが、攻守両方に能力を使えるので、活躍する場面は多くなるでしょう。
トークンだけは基本的にマナ・コスト0扱いのためどうしようもありませんが……。
並べて袋叩き!【白単アグロ】
というワケで白単の一例をご提案。並べて「ベナリアの軍司令」などで全体強化をかけて一気に押し込んでいきましょう。
【白単】 | |||
商品名 | |||
メインデッキ | |||
癒し手の鷹 | |||
法ルーンの執行官 | |||
不屈の護衛 | |||
軍団の上陸 | |||
アジャニの群れ仲間 | |||
アダントの先兵 | |||
ベナリアの軍司令 | |||
ベナリア史 | |||
黒き剣のギデオン | |||
議事会の裁き | |||
暴君への敵対者、アジャニ | |||
敬慕されるロクソドン | |||
平地 | |||
サイドボード |
このリストはガチャログ.comによって作られました。
このリスト登録番号「82503521」をガチャログで編集できます。
いや~、リストがめちゃくちゃわかりやすい!シンプルイズザベスト!
紹介しておいてアレですが、今回は短角獣はナシです。個人的に気に入ってる「癒し手の鷹」と「アジャニの群れ仲間」のセットを優先するとどうしても枠が足りないんですよね……。
入賞レシピは鷹&群れ仲間セットの枠に、短角獣と「空渡りの野心家」が入っています。特に絆魂ビートに命賭けてるワケではないなら鷹&群れ仲間セットは正直な話抜いた方が良いです。単体で完結した性能ではないので……。
また、環境の白単は平地8枚を「氷河の城砦」と「神聖なる泉」に変え、青マナも出せるようにしています。
こうすることで、青の専売特許である打ち消し(カードの無効化)が使えるようになり、除去やプレインズウォーカー、一部コンボへの耐性が付けられるのです。主に採用されるのは「呪文貫き」や「ドビンの拒否権」ですね。
メイン戦は土地以外は白単のままで戦い、相手のデッキに全体除去などが多いようなら、サイドに忍ばせておいたこれらのカードを使うことでより有利に立ち回ることができます。
青タッチ型への言及もしましたし今回はこの辺で。次回は基本セット2020のカードレビューですかね?更にそのあとはチャレンジャーデッキから離れて(そろそろスタン落ちするので)青黒デッキの紹介をしていく感じで。(後輩に渡した手作りスターター青黒だし……。)
追記:というワケで書きました。