停電で生活レベルが底辺級になっててぇへんだったカエルです。
今回は9/14(土)発売のEXTRA PACK 2019を3箱買ったので、遅ればせながらその結果報告と一部カードへのコメントでもしたいと思います。
先に書いておきますが、爆死はしてない(相場動向の見極めは失敗したけど)ので愉悦目的の方は回れ右しましょう。
もったいぶらずにさっそく光り物から。
(エクストラ)シークレットレア:「神峰之天津龗」「原始生命態ニビル」「冥王結界波」
ウルトラレア:「ディメンション・アトラクター」2枚「未界域のジャッカロープ」「未界域のビッグフット」「Walkuren Ritt」2枚
スーパーレア:「未界域のツチノコ」2枚「未界域のネッシー」2枚「未界域のチュパカブラ」「魅惑の未界域」「忍者マスターSAIZO」「時の女神の悪戯」「ワルキューレ・ドリット」
欲しかった汎用カード連中が全種類出ましたし、高値がつくことが予想される未界域パーツが多めだったので個人的にはホクホク。客観的に見てもほぼイーブンに持ち込めているのでは？総括はこの辺にして、続いて個別のコメントに移っていきましょう。
原始生命態ニビルはパッケージイラストのカードを差し置いて今回の一番の目玉の手札誘発です。まさか外来種どころか隕石がやってくるとは……。
効果はザックリ言えば条件が付いた代わりにフリーチェーンかつ全モンスターをリリースできるようになった壊獣と豪快なもの。ただし、壊獣と違って発動する効果であり、リリースがコストではなく効果なので、「外神アザトート」や「召命の神弓-アポロウーサ」、各種耐性持ちを排除できないのには注意です。実際、その弱点やそもそも環境に展開をあまりしないデッキが存在している点から僕が思っていたより評価されておらず、価格も初動から落ちてきているようです。
この手のカードはいつ需要が上がるかわかりませんし、このタイミングでさっさと3枚揃えたいところです。
冥王結界波もニビル程ではないですが汎用新規三人衆としてはそこそこ注目の存在です。
1ターン限定とダメージ無効のデメリットが付いた代わりに、範囲が相手のみ、モンスター効果での対処不可、すぐに使える通常魔法になり、小回りと確実性が強化された「スキルドレイン」といったところ。制圧モンスター絶対殺すマンだあ……。一方で、単体では全く仕事ができず、別途相手モンスターを排除する手段が必要な点はかなりネックで、「トポロジック・ガンブラー・ドラゴン」を絡めたハンデス&制圧などは上手く対処できません。また、【真竜】の規制緩和により、永続罠であるスキドレの優先順位が相対的に上がっている点も向かい風ではないでしょうか。
まあコレも効果自体は強いですし個人的には雑に3枚揃えてしまっても損はないかなと思います。
ディメンション・アトラクターは汎用新規三人衆の中でも最弱の存在……。初動で500円を切った挙句今では100円前後とは汎用手札誘発の面汚しよ……。MTGの似たような立ち位置のカードは再録されたあとも2000円するのに……。
まあ実際かなり使い勝手が悪いカードであるのは確かです。自分の墓地が空じゃないと撃てないのでほぼ1ターン目限定の効果なため、2ターン目以降の邪魔さが他の手札誘発の比ではありません。実際に使うなら「妖精伝姫-シラユキ」のような能動的に墓地を掃除できる手段とセットで採用し、極力腐らないようにする必要があります。
【叢雲ダ・イーザ】なら妨害だけでなく更なる打点アップに繋がるので、上手く組み合わせていきたいところ。(コイツは3枚揃えなくても良さそう……。)
忍者マスターSAIZOは待望の「忍者」リンクモンスターです。コイツを「黄昏の忍者将軍-ゲツガ」で蘇生することで簡単に高リンクに繋げることができますし、リンク先の向きも逆V字と大量展開からのランク4連打が主戦術だった忍者とよく噛み合います。
リンクモンスターである点だけでなく、効果も十分に強力です。②の効果で1ターンに1度様々な忍法をサーチできるので、状況に応じてドローや除去などを使い分けることが可能です。アーポウ！ニンポを探すぞ！ニンポを探すぞ！
さてさて光り物以外にも気になるカードがいくつかあるのでそちらもご紹介。
レア:「ノーマテリア」「対壊獣用決戦兵器メカサンダー・キング」2枚「一点着地」2枚
ノーマル:「ドロドロゴン」「黄色い忍者」「黄竜の忍者」「隠れ里-忍法修練の地」「忍法妖変化の術」それぞれ3枚以上
ノーマテリアが1枚なのは流石にちょっと悲しいですね。まあでも忍者パーツ揃ったしええか！
ではコチラにもいくつかのカードに関してコメントをしていきます。
ノーマテリアはレア以下では最優先のカードではないでしょうか？
1枚だけですが、エクストラデッキからの特殊召喚の素材にできなくさせられます。ただ、「キメラテック・メガフリート・ドラゴン」などの一部の特殊なモンスターの素材にできることは要注意です。加えて、「次元障壁」のように新たな召喚方法の登場による弱体化のリスクもあります。
僕の周囲ではあんまり評価は高くないですが、ニビルと同様にいつ環境に刺さるかわからないのでまあ3枚確保しておきたいですね。安いし。
一点着地は儀式デッキのアドバンテージ回復手段として使えそうです。
ただ、2枚以上ドローしたいことも考えると自分・相手両方のターンで手札と場を入れ替えまくる【ドラゴンメイド】なんかに使うのが一番良さそうです。儀式デッキだとタイプによってはフィニッシャー1枚出して終わりだったりしますしね。
ドロドロゴンは悪用のしがいのあるカードです。
シンクロ素材に「ドッペル・ウォリアー」を使えば「波動竜騎士ドラゴエクィテス」「捕食植物トリフィオヴェルトゥム」「超魔導騎士-ブラック・キャバルリー」などを簡単に出すことができます。墓地に行くことでトークンを生成するモンスターや素材指定の緩い融合は次々登場すると思うので、今後も目が離せません。
隠れ里-忍法修練の地はSAIZOと同様忍者専用のアドバンテージ回復カードです。
「成金忍者」や「機甲忍法ゴールド・コンバージョン」のコストにした忍法やSAIZOの素材にしたモンスターなどを回収し、どんどん使い回していくことができます。特に「忍法分身の術」との相性は良く、分身の術のコストに使った忍者をすぐに回収することができます。「忍者マスターHANZO」を使い回してどんどんデッキを掘っていきたいところ。フィールド魔法かつ忍法なのでサーチ手段が多様なのも良いですね。
フゥ〜、一通り書いたので今回はこの辺で。
次はIGNITION ASSAULTと10000種突破記念SPECIAL PACKか……。変なの当たらないでくれよ～？
